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【きっかけは離島保健師体験ツアー】

私たちが会社を設⽴するきっかけとなったのは、『離島保健師体験ツアー』

このツアーは、常勤保健師の確保が難しくなった島根県にある知夫村の皆様と僻地保健師協会様が協力して開催されました。

まず、私たちは常勤の保健師がいることが当たり前だと思っていたので、保健師がいなくなるという実態に驚きました。

実際に島の方々からのお話を聞いてみると、僻地ならではの課題も。
・人口減少とともに高齢化も加速
・出産は島外に出なければならず、専門職による産後サポートも手薄に
・大きな検査や治療は慣れた島を離れて本土に行かなくてはならない
・本土への受診に躊躇して受診が遅れてしまうリスク
などなど

ただ、このようないろんな課題を抱えながらも、
ある資源をうまく活用して、島で働く人や住民が協力しながら、
その土地で健康に暮らし続けられるよう活動されている姿に感銘を受けました。

保健師の活動は世間にはまだまだ知られていないかもしれません。
でも、『未来の地域』を考えながら活動する『保健師』という存在がいるから、
地域に合った医療体制の構築や地域づくりにつながると思います。

この体験をきっかけに日本の現状を知り、住民の想いを間近に感じ、
私たち保健師が今できることは何か、と気持ちから、
『株式会社保健師つむぐ』を設立するに至りました。

貴重な機会をくださった、知夫村の皆様、僻地保健師協会の皆様、
また、一緒にたくさんのことを学んだツアー参加者の皆様には感謝申し上げます。

この体験で学んだことを忘れず、
これから出会う様々な地域の皆様、企業の皆様としっかり向き合っていきたいと思います！